2018.09.11

アロマで口臭ケア!ハーブや精油を使ったうがい剤の作り方

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人前で話す機会が多い職場なら、お口のデオドラントに気を使っている方も多いですよね。

特に前日、焼肉や餃子などニンニクを使ったお料理などを食べてしまうと大変!

歯を磨いたり、ブレスケアのガムなどを使ってもやっぱり臭います。

今回は口臭の原因とその対策、アロマやハーブを使ったケアについてご紹介しましょう。

口臭の原因とは?

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口臭の原因には大きく分けて4パターンあります。

1つ目は口の中と歯のトラブル。歯周病や歯槽膿漏、歯垢、舌苔などが溜まっていることが口臭につながります。

2つ目は食べ物によるもの。ネギやニンニクをたくさん使った料理を食べると、消化器官から吸収された流化アリル(アリイン、アリシンなどの硫黄化合物)が分解され、息や汗に混ざり、独特の臭いを発散します。

3つ目は病気によるもの。胃潰瘍(酸っぱい臭い)や腎不全(魚臭い)、肝硬変(硫黄臭)、糖尿病(甘酸っぱいアセトン臭)など特定の病気を患うと口臭となってあらわれます。

4つ目は生理的なもの。精神的な緊張が強い時や朝起きぬけ、空腹時は、口臭を抑える働きのある唾液の分泌が少なくなるからです。

口臭のもとになる成分

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歯科医などが口臭の強度を測定する場合、揮発性硫黄化合物(VSC)と呼ばれる臭いが、呼気にどの程度含まれているかを基準としています。

揮発性硫黄化合物とは、硫化水素(腐卵臭)、メチル・メルカプタン(腐った玉ねぎのような臭い)、ジメチル・スルフィド(キャベツが腐ったような臭い)のこと。

ジメチル・スルフィドは香料として、海苔やシーフードの香りを作るときにも使われています。

ニンニクを食べるとこのVSC御三家の他、アリル・ジサルファイド、アリル・メチル・サルファイド、アリル・メルカプタンが口臭に貢献します。

アリル・メチル・サルファイドは、体内に吸収された後、1時間後にピークを迎え、3時間たってもほとんど減らないという厄介な物質。

腸から吸収された後も代謝されないため、腸に残って消化管からせり上がり、臭います。

さらに汗に混じってでてきたり、尿にも出てくるため、いくらガムを噛んでも臭いが消せません。

唾液が口臭を和らげている理由は?

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先ほど、唾液の分泌が抑えられると口臭がきつくなるという話をしました。

唾液には、細菌を殺すリゾチーム酵素が含まれています。また、お口の中を弱アルカリ性に保つ働きでさらに殺菌力を発揮。

普段、歯磨きなど歯のケアをきちんとしているだけで口臭が抑えられているのは、唾液のおかげでもあるのです。

ただ眠っている間は、唾液がほとんど分泌されていないため、朝起きた時に口臭がきつく感じることがあります。

プレゼンなどで緊張緊張すると、やはり唾液の分泌が抑えられるため、口臭が気になるという人も多いことでしょう。

古代から口臭は悩みの種だった!?

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紀元前5世紀、古代ギリシャの医師であるヒポクラテスは、ワインやアニス、ミルト(ギンバイカ・マートルのこと)でつくった洗口剤の処方を残しています。

また古代ローマでは、コスムスという人が作った洗口剤が大ヒットして大金持ちに!

イスラム法では「夫の口臭がひどい」場合は、妻から離婚要求できると定められていたそうです。

いにしえの時代から口臭は悩みの種だったということですね。

ハーブやアロマを活用した自然な洗口剤を作ってみましょう!

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先人たちの知恵を拝借し、植物の力を利用した口臭ケアのうがい剤を手作りしてみましょう。

まずはドライハーブを利用したものです。

<ハーブチンキレシピ>
・ドライセージ(抗菌、口腔粘膜の収れんなど)5g
・ドライタイム(抗菌、清涼感など)5g
・ウォッカ(40度以上のもの)50ml

煮沸消毒した漬け込み瓶に、粉砕したハーブとウォッカを入れて2週間漬け込みます。成分がよく抽出されるよう、毎日朝晩、2回シェイクします。その後、コーヒーフィルターで濾して保存瓶へ。

コップ1杯の水にスポイトで5滴ぐらいを加え、うがいしましょう。

<精油を使った洗口剤>
・ティートリー 15滴
・ペパーミント(もしくはスペアミント)5滴
・ウォッカ(40度以上のもの)50ml

遮光瓶にウォッカを入れ、精油を加えてよく混ぜます。コップ1杯の水にこの洗口剤を5滴ぐらい加えて、よくうがいしましょう。

歯槽膿漏や歯のトラブルを抱えている場合は、ペパーミントの代わりにミルラ、胃腸の調子が悪い時はカルダモンに置き換えてもおすすめ。

ミルラはミイラの語源になった精油で、スモーキーでバルサム(樹脂)調の香り。炎症を抑え、抗菌作用があるといわれています。

また、カルダモンはインド料理やマサラティーではおなじみのスパイス。吐く息を甘くするといわれ、胃腸の調子を整えるといいます。

※いずれの洗口剤も自己責任で作成、ご使用下さい。
※長期保管は避け、3か月以内を目安に使い切るようにしましょう。
※万が一、使用中に刺激等を感じたらただちに使用を中止し、水で洗い流します。肌に赤みやかゆみなどが現れたら、医療機関を受診してください。
※ウォッカを使用していますが、飲用しないでください。

歯磨き後のうがいだけでは解決しない場合は?

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ニンニクなど食べ物が原因の場合は、体外に出ていくのを待つより、仕方ありません。

ただ、病気が原因で口臭が強くなる場合もありますので、長引くようであれば医療機関を受診する、健診を受けることをお勧めします。

アロマを使った洗口剤は、使い心地もさっぱりしていて心地のよいものです。

スポイト付きのガラス瓶も売っていますので、携帯用に詰め替えて活用してみてはいかがでしょうか。