2019.04.02

アロマのシナジー効果とは?一緒に働くとより大きな力を生む!?

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先輩や同僚、後輩で一緒に仕事をするとスムーズに進む、よりよい結果を出せる、という人はいませんか?

 

いわゆる「相性がいい」という相手です。

 

実はアロマの世界でも、同じように一緒にブレンドして使うと「1+1=2」以上の結果を出せる精油というのがあります。

 

その力を「シナジー(相乗)効果」と呼んでいます。

 

今回は、この「シナジー効果」を発揮する精油についてご紹介します。

シナジー効果とは?どんな意味?

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「シナジー=Synergy」とは、もともとは2つのギリシャ語から派生したことばです。

「一緒に働く」を意味するギリシャ語のシナガス(synergós)と、「活動する」を意味するエネルギン(energín)を合わせたもの。エネルギンは英語でいえばエナジー(energy)を意味します。

シナジー効果は、2つ以上の成分が一緒になると、単体でそれぞれの成分が働きかけるよりも大きな作用が生まれることです。

ビジネスの場面でも、商品企画や製造、販売、宣伝などの部署がバラバラに動くよりも、各部署が一緒に集まって考え、協力しあうことで、利益が相乗的に生み出される効果として使わることがよくありますよね。

アロマテラピーで生まれる「シナジー効果」とは?

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アロマテラピーの主役になるのは、植物から抽出された香り「精油」です。

1つの精油には100以上の化学成分(天然の有機化合物)が含まれています。そしてどんな成分が含まれているのか、すべてが解明されているわけではありません。

バラの精油は、300種類以上の成分で構成され、9割以上はどんなものがふくまれているのかわかっています。しかり、残り数%という微量成分が解明されていないため、いまだに精油と同じ香りを再現できないのです。

精油の力は、こういったまだ解明されていない微量成分に秘められているといっても過言ではありません。

サプリメントのビタミンCひとつをとっても、人工的に合成されたもの(アスコルビン酸)と、いちごやレモンをそのまま食べたものと同じ効果は得られないのと同じことです。

植物には「ファイトケミカル」と呼ばれる成分があります。

最近注目を集めている赤ワインやチョコレートの「ポリフェノール」や緑茶の「カテキン」などがそうです。

これらのファイトケミカルは抗酸化力、免疫力アップなど、健康維持や改善に役立つのではないかと期待されています。

植物から抽出される精油にも、こういうまだ知られていないパワーがあるのではないか。この先の研究で明らかになってきたらおもしろいですね。

シナジー効果のある精油って?どう使う?

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いろいろなアロマテラピーの本を読むと、登場回数の多い精油があります。それは「ラベンダー」や「ベルガモット」です。

そしてこの2本が、このシナジー効果があるとされている代表精油です。

どちらの精油にも「酢酸リナリル(リナリルアセテート)」という成分が多く含まれています。

具体的にどの成分がと確定しているわけではありませんが、この成分がシナジー効果に関係しているのではないかといわれているようです。

使い方は簡単で、気に入った香りの精油を単体で使用するのではなく、ラベンダーやベルガモットも一緒にブレンドして使うだけ!

たとえば、アロマポットやディフューザーでお部屋で香りを楽しみたいと思ったときに、いずれか、もしくは両方ブレンドに加えればOKです。

他の香りの魅力をより引き立たせ、単独で使用するよりも、さらにパワーがもらえる香りになります。ぜひ、気軽に試してみてはいかがでしょうか。

ラベンダーとベルガモットの持つ効果とは?

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どちらも酢酸リナリルという成分が多く含まれるとご紹介しましたが、この成分、どんな効果があるのでしょうか?

この酢酸リナリルはエステル類という成分で、フルーツが完熟したときに出す、甘く濃厚なトーン(エステル臭)を持っています。

鎮静力が高い香りといわれ、同じラベンダーでも高地で育つものほど、この酢酸リナリルが多く含まれます。

このため通常のものとは区別され、「高地ラベンダー(ラベンダー・マウンテンやラベンダー・ハイアルティチュード)」という名前で売られており、値段も高いです。

ベルガモットは嗅いだときに、かんきつ系のわりにやや重く甘く感じるのは、この成分のせいです。

夕方から夜にかけて、少しリラックスがほしいときに、とてもおすすめの2本。ぐっすり眠り、疲れを癒したいときはぴったりです。

どんな香りとも相性がいいので、ぜひ、お手持ちのラインナップに追加してみてはいかがでしょうか。