2019.02.08

キャンドルの写真をきれいに撮るには?カメラの設定や撮影のコツを教えます!

インテリアとしてキャンドルのある風景を撮影すると、とてもおしゃれな感じを醸し出すことができますね。

また、実際に火を灯すことで、何ともロマンチックな雰囲気に早変わり。

キャンドルは、一度火を灯してしまえば、元通りに戻ることはありませんから、できるだけ美しい姿を写真に収めておきたいと考える人も多いでしょう。

しかし、キャンドルの撮影って意外と難しいものです。

ここでは、キャンドルをきれいに撮影するポイントについて、初心者でも比較的実施しやすい内容でご紹介します。

キャンドルの写真でよくある失敗例

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夜、暗くなってから灯すキャンドルは、とてもロマンチックで特別な気分になりますね。

シンプルなキャンドルでも、夜景のキラメキのように見えるから不思議です。

しかし、灯した時のキャンドルって、炎の形が分からなくなったり、写真全体が暗くなってしまって、目に見える光景とはほど遠いものになってしまいがち。

毎年、お子さんの誕生日ケーキを吹き消す瞬間を撮影したいと頑張っても、結局ケーキなのか何なのかわからなくなったり、お子さんの顔もブレてしまって、大切な場面が写真に収められず、悔しい思いをしている人もいるのではないでしょうか。

キャンドルの炎を撮影しようとすると、写真全体の雰囲気が暗くなることや、ブレてしまうといった失敗がとても多くなります。

電気の明るさとは違って、キャンドルの炎による明るさは少ない光源となるため、いつもの撮影とはちょっと違った対策をしないと、きれいに写らないんですね。

テーブルに置いたキャンドルをきれいに撮るコツ

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まずは、テーブルに置いたキャンドルを上手に撮るコツを見ていきましょう。

普段のリラックスタイムや、特別なディナーなどでは、テーブルに置いたキャンドルの雰囲気を写真に収めたいですよね。

まず、火を灯したキャンドルを撮る時は、必ずフラッシュをオフにします。

フラッシュをたいてしまうと、せっかくのキャンドルの炎の良さや雰囲気が損なわれてしまいます。

写真が全体的に暗い時

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一度写真を撮ってみて、全体的に暗く寂しい感じがしたら、部屋そのものを明るくしてみましょう。

とはいえ、電気をつけてしまうのではなく、メインになるキャンドルの他に、フレームアウトギリギリのところにキャンドルを足してみたり、メインキャンドルから遠く離れた位置に間接照明をつけたりすると、部屋全体をほどよく明るくすることができます。

特に、キャンドルに近い部分や画面におさまる位置の壁が明るくなることで、写真全体がほどよく明るくなりますよ。

ただし、メインのキャンドル以外の部分が明るくなりすぎると、目立たせたいはずのメインキャンドルが暗くなってしまいますから、バランスを考えながら光を取り入れましょう。

カメラの設定から明るさを調整する

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部屋の明るさを調整する以外には、カメラの設定を変える方法もあります。

一眼レフなどでは、様々な設定を行うことができますね。

ホワイトバランスを変えると、それだけで画面の明るさが大きく変わってきます。

ホワイトバランスは、数値で設定することができますが、だいたいキャンドルの撮影の場合は4500~6000Kくらいが良いとされています。

こうすると、炎のあたたかみやオレンジ色のきれいな光を感じる写真に仕上がりますよ。

さらに、撮影モードを見てみましょう。

カメラの機能によっては、キャンドルモードが設けてある場合があります。

キャンドルモードなら、とても楽チンですね。

人の顔や、花火、山などの絵の切り替えで撮影モードが切り替えれる場合、様々なモードで同じショットを撮り比べてみて、自分の好みを見つけてみましょう。

撮影シーンが白熱灯、晴天、日陰などから選べる機能は、多くの場合ついていますね。

この機能の切り替えでも、画面の明るさや印象は変わってきます。

ブレを防ぐにはどうしたらいい?

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普段と同じように撮影しているつもりなのに、なんだかピンぼけしたような写真になってしまう、という失敗もよくあります。

自動でカメラが適した状態で撮影してくれる場合、どうしてもキャンドルの炎は暗い環境で限られた光源しかないため、シャッタースピードが遅くなり、そのぶんブレが生じやすくなります。

まずは、自分がブレずに撮れるように、しっかりと対策することが大切です。

できれば三脚の使用が望ましいですが、面倒だったり持っていなかったりしますよね。

そんな時は、カメラを持つ際に左手はしっかりとカメラの下を支えて、ワキをしめて胴体に腕をつけ、足を開いて立って体を安定させましょう。

シャッターを押す際は、勢いよく押さずに少し長押しするつもりでゆっくりと指を離すとブレにくいですよ。

カメラの設定からブレを防ぐ

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一眼レフなどには、IOS感度の数値を変更できる機能がありますね。

IOS感度は、カメラのイメージセンサーが光を感じる度合いのことで、数値が高くなると少ない光源でも明るく撮影することができます。

暗い場所ではシャッタースピードが遅くなるため、ブレが生じやすくなりますが、IOS感度の数値を大きくするとシャッタースピードが早まり、ブレにくくなるんです。

初心者にとっては、この方法はとても簡単なブレ対策ですが、一方で画面のノイズが生じやすくなるというデメリットもあります。

ノイズが生じると、画像が粗っぽく、ザラザラした印象になってしまいます。

カメラの画面ではあまり気にならなくても、大きな画面にするとその違いが気になる場合もあるため、写真を撮ってからパソコンで確認してみることをおすすめします。

キャンドルナイトで写真をきれいに撮るには?

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イルミネーションとは違った魅力のあるキャンドルナイト。

開催場所はあまり多くないため、なかなか参加しにくいかもしれませんが、たくさんのキャンドルが一斉に灯される空間は、特別感があり、圧巻です。

小さな炎がゆらゆらと揺れる姿は、全体を通してみてもとてもきれいですよね。

キャンドルナイトに参加したら、その感動をぜひ写真に収めたいと思うはず。

ちょっと欲を言えば、プロが撮ったような写真に近づけたくありませんか?

キャンドルナイトでの写真撮影には、いくつかのポイントがあるんです。

玉ボケの写真に挑戦してみる

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あえてキャンドルの炎やキャンドルの姿をありのまま撮るのではなく、炎がふんわりと幻想的に光る写真が撮れれば、それだけで上級者の気分になれますよ。

玉ボケは、たくさんのキャンドルを一気に灯すキャンドルナイトでこそ楽しめるのも魅力ですから、ぜひ挑戦したいところですね。

玉ボケ写真を撮るには、ズームレンズなら一番ズームした状態にし、しぼりを開放します。

そして、ピントをキャンドルからはずして、被写体を別のものにします。

目の前にキャンドルがある場合は、思いっきり近づいて撮影すると、ほどよくボケてきれいに見えます。

IOS感度は1以上に設定し、曇りや日陰シーン用に設定するときれいに撮れる可能性が高まります。

これらは主に一眼レフを使用した時のポイントですが、スマートフォンで撮影する時にはあらかじめ高機能のカメラアプリをダウンロードして撮影すると設定できる場合もあります。

ずらっと並んだキャンドル全体を撮りたい場合は、できる限り距離をとり全体像がわかるように撮影します。

しかし、キャンドルから離れれば離れるほど、写真そのものは暗くなりがち。

これは、仕方のないことなので、レタッチで修正することをおすすめします。

加工アプリもアリ

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スマートフォンで撮影する場合は、端末にあらかじめインストールされているアプリの他に、高機能のカメラアプリをダウンロードして使ってみる方法があります。

高機能のカメラアプリが使える場合は、設定が細かくできる可能性もあるため、キャンドルの風景がより素敵に撮影できるでしょう。

もし、カメラアプリが使えなかったり、時間がなくて通常のカメラで撮影した場合も、加工アプリによってはあとから明るさなどの調整ができる場合もあります。

しかし、加工した場合、画像が粗くなる可能性もあるため、できるだけ撮影時の設定にこだわったほうが無難でしょう。

キャンドル撮影の際の注意点

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キャンドル撮影の際には、いくつかの注意点があります。

特に、一番注意しなければならないのが、やけどです。

キャンドルに近づいて撮影したり、たくさんのキャンドルを灯して撮影しようとすると、つい距離感がつかめずやけどしてしまった、という失敗が起こりがち。

髪の毛を伸ばしている人は、カメラのレンズをのぞいている間に髪の毛に火がついて焦げたなど、とても危険な状況に遭遇するリスクもあります。

その他にも、キャンドルの位置を動かそうとして瓶を触ったら、思った以上に熱くてやけどした、移動する際にあたってキャンドルが倒れた、など、一歩間違えば大事故につながる可能性もあります。

家の中でキャンドルを撮影する際には、たるみのないシンプルな服装で、髪の毛は垂れ下がらないようにまとめるなど、まず自分の身を守る工夫をしましょう。

そして、キャンドルが倒れても大丈夫なように、キャンドルを置くのは布などの燃え移るものではなく不燃性の素材の上にするなど、万が一の時を想定して安全性を確保しましょう。

エアコンや外気があたって炎が不安定にならないようにする、キャンドルを持ち運ぶときは火を消して冷ましてからにする、小さな子どもやペットがいない環境で撮影するなど、安全な環境に配慮して楽しまれることをおすすめします。

まとめ

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今回は、キャンドルを上手に撮影するコツについてご紹介しました。

特に失敗の多い、写真の暗さやブレは、カメラの設定や部屋の明るさの調整で改善することがわかりましたね。

そして、キャンドルナイトの写真をロマンチックな一枚にするための方法もご紹介しました。

この方法は、冬のイルミネーションを撮影する時にも応用できますので、ぜひ試してみてください。

キャンドルの撮影がうまくいくと、リラックスタイムがさらに楽しみのある時間に変わるかもしれませんね。