2018.10.23

料理にも観賞用にも!キャラウェイの基本の育て方と活用方法

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キャラウェイは、とても歴史のあるハーブです。

中石器時代の遺跡や古代エジプトの墓からも発見されており、古くから人々の生活とともにあったことが証明されています。

パン作りや神聖な儀式で用いられるなど、幅広い使い方をされてきたキャラウェイは、その他にもたくさんの方法で取り入れることができます。

ここでは、キャラウェイの上手な育て方のコツや活用方法についてご紹介します。

キャラウェイの育て方のコツ

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キャラウェイは、日当たりと水はけのよい場所を好みます。

根っこが繊細で傷みやすいため、苗で購入して植え替えるよりもタネからの方が育てやすいです。

鉢に植える際は深さが十分にあるものを選び、庭に植える際には深めに土を耕して、根っこがしっかりと伸びやすい環境を作ります。

タネは春蒔きと秋蒔きが可能ですが、冬の寒さには弱いため本格的な寒さを迎える前に株がしっかり成長しておくように、秋蒔きの時期を決める際は注意が必要です。

冬は、株元をワラで覆うなど寒さ対策が必要です。

キャラウェイの収穫時期、増やし方

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キャラウェイは2年草のハーブです。

自宅栽培でタネを収穫することも簡単なので、長期間栽培したいかたはタネもしっかり収穫しておくことをおすすめします。

タネは花が終わった後の8月~10月頃に収穫します。

花が終わった状態のままでしばらくおいておくと、黄色みのある実がなります。

この実を摘み取るか、株ごと切り取って乾燥させ、ゴミや未熟なタネを取り除いて保管します。

タネはしごいて採るようにすると簡単です。

保管する際は、水気をしっかりとって密閉容器に入れ、乾燥剤と一緒に保管するのがおすすめです。

キャラウェイは夏の蒸し暑さが苦手なため、収穫をかねて枝をすかせて風通しをよくしたり、タネから育てた苗の間引きを行い葉の収穫を行います。

フレッシュな状態で使いきれない場合は、ドライにしておくと1年中活用することができます。

キャラウェイの活用方法

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キャラウェイは花、葉、根、タネが活用でき、茎以外の場所は幅広い方法で楽しめます。

香りはとても穏やかな甘みと爽やかさがあり、クセが少ないため料理に使いやすいのも魅力です。

特にタネはスパイスとして広く用いられ、ドレッシングや焼き菓子、ピクルスなどに入れたりすることで風味が豊かになります。

キャラウェイを日常的に使う地域では、ニンニクなどの強い香りを持つ料理を食べた後、口臭予防としてキャラウェイのタネを噛むこともあるようです。

花や葉っぱ、根は刻んでサラダやスープなどに加えることもできるため、フレッシュな状態でも十分に楽しめます。

花は、白やピンクがかった白で、放射状に伸びた枝の先につきます。

見た目はフェンネルやディルに似ており、とても可憐でかわいらしいです。

切り花として飾りやすいため、料理などに活用する場面が少ない場合は観賞用としても楽しめます。

ドライにすると、スワッグやリースなどに彩りを加えることができます。

香り自体はとても穏やかなため、他のハーブと組み合わせやすく、ほんのり甘みのある香りを楽しみながら制作する楽しみも味わえます。